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車を査定する前に洗車は必要?値段アップのために大切なこと教えます

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車の査定前に洗車は必要か
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車を査定してもらう時、わざわざ洗車をする必要はありません。

洗車をしておくと査定員の印象が良くなるということをよく見かけますが、実際しなくてOKです。

無傷の車なら洗車しておいた方が査定アップにつながる可能性はあります。

ただ、ほとんどの車の場合は経年劣化による傷は必ずあるでしょう。

査定する時に傷や凹みを見つけやすくしてあげる必要はないのです。

この記事では、中古車を査定する時に洗車が必要かどうかを詳しく解説しています。

査定士の資格を持つ私が、実務で経験してきたことをもとにまとめました。

査定額アップのために必要なことを中心に書いているので、最後までご覧になってください。

何も知らずに査定するよりも、高値で売却できる可能性が上がります。

査定額を上げることができれば、浮いたお金でちょっと豪華な食事や旅行もできますよね。

新車の値引き情報については、下記をご覧ください。

目次

中古車の査定前に洗車をしても買取アップはない

最初に書いた通り、中古車の査定前に洗車をしても値段が上がることはありません。

査定の基準を決める項目に、『洗車』に関する記述はないためです。

車の状態がキレイという評価点はありますが、あくまで傷や凹みに対する加減点となります。

傷や凹みに関しても、3年落ちなら3年並みの小傷などは評価対象とはなりません。

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3年も乗ってりゃ洗車傷とかは普通つくからね。

経年劣化による傷などは、ついていたとしても当然のものとして判断されます。

そのため、査定としてのマイナス評価にはなりません。

あくまでも査定士の判断によるものなので、できれば傷や凹みは見つけにくくしておく方が有利です。

査定前に車をキレイにしてしまうと、傷や凹みを見つけやすくしてしまいます。

わざわざこちらからマイナス評価をアピールする必要はないですよね。

数年所有している車が汚れているのは当たり前のことなので、洗車して査定に臨むのはもったいないのです。

中古車の査定で見られるポイント

中古車の査定で見られるポイント

中古車を査定する時に、査定士が見るポイントをいくつかご紹介します。

査定士はここで紹介する内容をもとに、基準価格から加減点方式であなたの車を評価するのです。

査定額に直結するポイントなので、参考にしてください。

車種・年式・グレードや装備内容

まず一番大切な情報は、車種・年式・グレードや装備内容です。

車種と年式だけで車の評価基準の7割は決まります

そこから、グレードや装備内容を型式指定番号と呼ばれるものから特定します。

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型式指定番号ってのでその車が特定できちゃうってことか。

装備内容はナビやアルミなど、プラス評価になり得る装備のことです。

サンルーフや本革シートなど、メーカーオプション系の装備でプラスになるかどうかを調べます。

そこから社外品などのオプションで加点できそうなものがあれば評価、純正品がなければマイナス評価という流れです。

車の走行距離

車種の情報である程度の基準ができたら、車の走行距離の評価を行います。

走行距離の加減点は年間約1万kmを目安に表が作られており、その基準で評価されます。

多くの車が年間平均1万kmくらいで走っているので、そこが基準となっているのでしょう。

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査定協会が定めた基準に則って評価されるんだ。

どこの業者でも同じ基準で評価するので、別のお店で査定してもここは変わりません。

一般的に距離の少ない中古車は人気があるため、査定額は高めに出ます。

車のボディーカラー

車のボディーカラーも色によって査定額に影響が出ます。

ただ、車種によって人気がある色は違うので一概に同一とは言えません。

例えば、スポーツカーであれば黄色や赤色などのビビッド系のカラーは人気があります。

しかし、シルバーなどの色はそこまで人気がありません。

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どの車種でも査定額が上がるのは白系と黒系だよ。

白と黒は車種を問わず査定ではプラスに評価される色なので、迷ったらこの2色を選べばリセールは期待できます。

CMなどで使われる色は発売当初は値段も高めに出ますが、数年後には値段が下がってしまうので注意。

ただ、軽自動車やコンパクトカーなどで女性に人気がある車はパステルカラーやツートン系も高評価となります。

ラパンやムーヴキャンバスなどは、パステル系の色は査定アップしやすい色です。

車の傷や凹みの状態

傷や凹みは査定の評価に影響はありますが、実際そこまで大きな減額にはなりません。

査定協会のデータでは、1cm未満の傷は評価に影響しないと書かれています。

1cm〜9cmでも1万円の減額なので、傷に対してはそこまで神経質になる必要はありません。

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傷ってもっと値段下がるもんかと思ってた。。

凹みに関しても同様で、板金で簡単に直すことができるのでそこまで大きな減額にはなりません。

補修で直している方が修理代も高くつく上に、査定でもマイナス評価がつくのでいいことなしです。

もし、あなたの車に傷や凹みがあったとしてもそのままにしておきましょう。

事故や修復歴があるか

査定評価で一番の減額になるのが、事故や修復歴です。

修復歴は車の骨格に対する損傷で、その次に大きい減点が外板価値減点。

事故をしていても、修復歴ありにならないケースもあります。

その反対に、事故をしていなくても修復歴ありになるケースもあるのです。

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一番厄介なのが、ひょう災。

ひょうにあうと、ルーフやピラーの部分に凹みができるケースがあります。

この部分の交換修理は修復歴ありになってしまうため、事故をしていなくても一般的に事故車の扱いとなってしまいます。

事故をしている場合は、素直に査定士に伝えておきましょう。

黙っていて後で発覚すると、瑕疵担保責任として売主が責任を負うことになってしまいます。

査定前の洗車で注意しておくべきこと

査定前の洗車で注意しておきたいことは、3つあります。

あなたが車を少しでも高く売りたいのであれば、これから紹介する3つは意識しておいてください。

傷や凹みを見つけやすくなってしまう

査定前に洗車して車をキレイにすると、傷や凹みに気づきやすくなります。

査定士からすればありがたいことですが、売る側からすれば不利益しかありません。

もちろん、査定士によっては車が汚れていても傷や凹みに気づく人はいます。

しかし、意外に気づかずスルーする査定士もたくさんいるんです。

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わざわざマイナス評価をアピールする必要はないよね。

凹みに関しては、ボディ側面から太陽光を照らして見つけます。

ボディの状態がキレイだと見つけやすくなるので、むしろ汚れている方が傷や凹みは見つけにくいのです。

査定前に必要以上に車をキレイにする必要はありません。

コーティングやワックスは意味がない

これから車を売ろうとしているのに、わざわざコーティングやワックスをかける必要もありません。

もちろん査定上でプラス加点されることもなく、傷や凹みを発見しやすくなるだけです。

車の状態で経年劣化クラスの傷や凹みは適度にマイナスされます。

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それこそ時間と手間の無駄になるから注意。

コーティングなどは、長く乗り続ける車にのみかけるようにしてください。

車をピカピカにして査定士の印象を上げなさいと書かれている記事もありますが、本当に意味がありません。

傷・凹みの補修はしない

傷や凹みがあっても、査定前の補修は絶対にやめておきましょう。

先にご紹介した通り、傷や凹みによる減点金額は1箇所1万円〜3万円程度です。

補修にかかる金額の方が高くなるケースが多く、お金をかけて補修したのに修理跡を見つけられたら意味がありません。

特に凹みは補修費用が高いわりに、補修した跡がバレやすいので注意。

日光にあてればだいたいの凹みは気付けるので、あえて修理はしないのが得策です。

査定アップを目指すためにしておきたいこと

車の査定アップに必要なこと

査定アップを目指すためにできることは、車の中の掃除やお手入れです。

外装面については手を加えることはできないので、内装のチェックを重視してください。

内装は少し手を加えるだけで印象を大幅にアップさせることができます。

内装の掃除をしておく

ダッシュボードやインパネまわりから、マットの部分まで水拭きと掃除機がけをしておきましょう。

シートの隙間などに埃やゴミが入り込んでいたら、取っておきたいところ。

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査定士はパッと見しかしないから、そこまで丁寧にしなくてOK。

シートの焦げ跡やへたり、天井など見るところは限られています。

そのほかの部分については、全体を見渡す程度です。

シートやフロアマットの取れる汚れは落としておく

シートにシミがあったり、焦げ跡や汚れがあると減点対象となります。

ウェットティッシュで拭くだけで取れる汚れもあるので、まずは拭き掃除から始めてみましょう。

焦げ跡に関しては難しいですが、シミや汚れは自力で落とすことができます。

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案外拭くだけで取れる汚れは多いからやってみるべし。

外装は対策できなくても、内装は対策次第で査定アップを狙えます。

少し手間はかかりますが、内装掃除は必ずやっておきましょう。

匂いが気になる場合は消臭対策を

タバコやペットなど、車内に匂いがついてしまっている場合は消臭対策も有効です。

状態によっては全て取ることは難しいですが、査定直前にやっておくと効果的

継続的に消臭対策を続けることでも、少しずつ改善することはできます。

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電子タバコは匂い残らなかったから、そのままでもOK。

以前に売却したセレナはグローを吸っていましたが、特に何の対策もせず禁煙車で通りました。

紙タバコの匂いは残ってしまうので、完全に匂いを除去することは難しいかもしれません。

査定額を上げるためには業者の比較が大事

買取業者の比較が重要

今乗っている車の査定額を上げるためには、内装の清掃が必須です。

車に対して対策することは1つしかありませんが、買取業者の値段を比較することはさらに大事。

同じ車でも買い取るお店によって値段が全然違ってきます。

買取業者によって得意な車のジャンルがある

買取業者で有名なのは、ガリバーやWE CARS、ネクステージなどいろいろあります。

主要な買取業者だけでも20社くらいはあるので、お住まいの近くにある業者で比較しましょう。

買取業者にはそれぞれ強みがあり、販売ネットワークや抱えている客層もバラバラです。

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ミニバンに強いところもあれば、SUVに強いところもある。

ハイブリッドカーだけを扱う業者もあるので、各業者の査定価格を比べることが大切です。

中古車の相場はプロでも把握していません。まして、素人が判断できるものではないのです。

いくつかの業者を比較すれば、値段にバラツキが出てきます。

多い時だと30万円以上変わってくることもあるので、必ず比較しておきましょう。

なら主要な買取業者にまとめて査定を依頼できます。

自宅まで出張で査定に来てくれるので、わざわざ業者に車を持ち込んで査定する必要もありません。

商談中の車があれば高値がつきやすい

買取業者側で商談中の車の場合、通常の査定額より大幅に値段が上がるケースがあります。

以前にモコを査定した時、10年落ちで距離も多くて普通の買取業者では値段がつきませんでした。

しかし、ガリバーで査定してもらったらモコを探しているお客さんがいるということで、結果13万円で買取してもらえたんです。

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0円だったのに13万円になったのは驚いた!

ミニバンやSUVなどの人気車種であれば、さらに高値が期待できます。

いろんな業者で査定してみないとわからないことなので、最低でも3社くらい査定しておくと確実です。

業者によって買取強化の時期がある

商談中と同じく、買取を強化している期間も覚えておきましょう。

本社などからキャンペーンで買取額の上乗せをしているところはよくあります。

決算時期はどの業者も買取強化をしていますが、他にも独自に決めているお店も。

業者を比較していて極端に値段が違う場合、買取強化期間の可能性があります。

査定前の洗車の注意点【まとめ】

車を査定する前の洗車は必要ありません。

ピカピカにすることで車の傷や凹みを見つけやすくしてしまうため、わざわざキレイにしなくてOKです。

車の査定は減点がほとんどなので、減点されそうなところをアピールしてしまいます。

まぎぺー

車がキレイでも査定アップはしないからね。

傷や凹みが全くないという車であれば、洗車しておくとアピールできます。

ただ、少しでも傷や凹みがあるのならわざわざ洗車する必要はありません。

査定額アップを狙うためには、内装の掃除をして内装評価点を上げましょう。

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