Wecarsで中古車を売却した素直な感想と評判！ビッグモーター時代との違い

ビッグモーターからWecarsに社名が変わって、経営体制などが一新されました。

以前にセレナをビッグモーターで売却したことがありますが、その時はちょうど保険金問題で渦中のビッグモーターでした。

幸い何の問題もなく売却できましたが、その当時はヒヤヒヤしていた記憶があります。

今回、Wecarsになって時間が経った頃にタントを乗り換えることになりました。

一括査定を使っていろいろな業者を比較した結果、最終的にWecarsで契約。

この記事では、実際にWecarsで中古車を売ったリアルな経験談をご紹介しています。

結論、Wecarsは対応もよく査定額も一番高かったのでいい業者であると感じました。

査定から契約までの流れや、Wecarsの営業マンから聞いた話もご紹介します。

伊藤忠の経営に変わったビッグモーター

ビッグモーターは保険金詐欺の問題で世間を驚かせたのはまだ記憶に新しい出来事です。

もう倒産してしまうのかと思いきや、伊藤忠が買収するという報道。

もともと実績のある中古車販売店であることもあり、回復の見込みがあると判断したのかもしれません。

資金力もあるので、建て直しで多大なお金がかかったとしても回復の算段があったのでしょう。

崖っぷちだったビッグモーターを買い取った伊藤忠ですが、誰もが知る大手の企業。

何か今後の狙いがあっての買収だったのかもしれません。

後述しますが、Wecarsになってからは少しずつ客足も増えてきているようで売り上げもいい感じになってきているようです。

Wecarsでタントカスタムを買取してもらいました

そんな中、一括査定を使うとやっぱり出てくるのがWecars。

ガリバーは出張査定をやめてしまったので、必ず出てくるのはWecarsとネクステージです。

今回はナビクルの一括査定を使って、査定を依頼しました。

依頼先に出てきたのは、ネクステージ・Wecars・タックス・ガリバーの4社でした。

一括査定で複数業者と競合するも高かったのはWecars

業者名	査定額
ネクステージ	750,000 850,000
We Cars	825,000 800,000
タックス	670,000 640,000
アップル	700,000 650,000

単純に比較すると、ネクステージの値段が一番高いことがわかります。

ただ、気にするべき点はその査定価格の有効期限で、通常は3日〜せいぜい1週間ほどです。

中古車は時間が経てば経つほど、価値がどんどん下がっていくもの。

ネクステージの査定額はかなり高かったですが、納車までまだ1ヶ月近くあり値段は変動するとのことでした。

最初から無理な金額を出して、安めの金額で着地するように提示していたのかもしれません。

その点、Wecarsは納車まで1ヶ月の期間も含めての金額提示でした。

ネクステージは代車が出せませんでしたが、Wecarsは代車の貸し出しができたからです。

代車さえあれば、早くに車を引き渡すこともできますよね。この点で、Wecarsは有利だと思います。

担当してくれた営業マンの対応は良かった

ビッグモーター時代の闇のイメージが強いWecarsですが、むしろ対応はいいと感じました。

以前にセレナを買取してもらった時と同じ営業マンで、対応に関しては問題なし。

話もスムーズで、安心感もあるほどでした。

ビッグモーター時代に対応が悪かったのも、全ての店舗ではありません。

もともと対応が良かったのに、不正報道のおかげでマイナスイメージを植え付けられてしまったのかもしれないですね。

ビッグモーター時代と変わらないは嘘

ネット上の意見や口コミを見ていると、ビッグモーター時代と何も変わっていないという書き込みも。

実際利用してみた僕が言いますが、Wecarsになってから変わっていると思います。

世評を心配して利用するのを躊躇していた僕ですが、実際よかったというのが素直な感想です。

店舗スタッフの表情が良くなっている気がした

Wecarsのお店にも行きましたが、昔行った時よりスタッフの表情が柔らかくなっている気がしました。

以前はロボットのようなあいさつで、かしこまりすぎてこちらまで緊張してしまう感じ。

今回行った感じでは、そんなことはありませんでした。

笑顔が少し引きつっているというとわかりやすいかもしれません。

無理して笑っているようなスタッフがいた記憶がありますが、今回はそんなことはありませんでした。

コンプライアンスを徹底した対応をしている

お店としてというよりは、会社としてのコンプライアンス遵守が以前より厳しくなった感じがします。

ビッグモーターの時に買取してくれた時は電子契約なので、後ほどSMSで送りますという流れでした。

しかし、今回は対面でないとダメになったということでやり方が変わっていたんです。

店舗としてしっかりと対応しているところは評価できますよね。

少しかたくなってしまったイメージはありますが、会社として見るならいい風潮だと思います。

Wecarsの営業マンに聞いた変化や違い

Wecarsの営業マンに今の状況や、ビッグモーター時代との違いについて少し話を聞きました。

セレナを売却した当時は、保険金騒動が少し落ち着いてきたくらいの時。

その時はお店にもお客さんがほとんどおらず、報道の渦中で一番大変だったとのこと。

お客さんの入りや売り上げについて聞いてみると、かなり増えてきていると言っていました。

ビッグモーター全盛期と比較すると、まだまだ届かないということでしたが順調ですとのこと。

客足はかなり戻ってきているということで、土日にお店の前を通った時も結構賑わっていました。

ビッグモーター時代は販売目標生命だったそうですが、現在は前ほどうるさくないそうです。

今は失った信頼回復を最優先にしていることがよくわかりました。

他の買取業者に聞いた現在のWecarsの立ち位置とは？

今回一括査定で4社に査定を依頼したので、他の業者さんにもWecarsのことを聞いてみました。

全ての業者さんが口を揃えて言っていたことが、『Wecarsさんは強い』でした。

あれだけの不正報道があったにも関わらず、中古車の買取に関しては未だ強豪だそうです。

一番のライバルはネクステージで、営業マンもやっぱりWecarsさんも来られますか・・と言っていました。

ガリバーは出張査定をやめたこともあり、現在競合としてぶつかることは少ないそうです。

大手ではない業者もWecarsには正直よく負けますと言っていたので、中古車買取の地位は高いと言えます。

展示場が広く在庫量もかなり多いことから、自社販売で利益を得やすい点が有利なんでしょう。

ネクステージの営業マンに聞くと、代車がないので最終的な値段競争に勝てないとこぼしていました。

今回の僕の事例でも、代車さえあればすぐに車を引き取ることができたのでもっと頑張れたのにとのこと。

Wecarsはほとんどの店舗でリース車両を契約しているため、代車の貸し出しが無料というのが強みです。

Wecarsで中古車を買取してもらう時の流れ

Wecarsで中古車を買取してもらう時の実際の流れをご紹介します。

実際の契約書もお見せしながら解説しますね。

買取金額に納得できたら契約へ進む

Wecarsは買取額を書面やメッセージなどで伝えることはしません。

ネクステージは文面に残してくれますが、Wecars同様多くの買取業者は口頭での金額提示が多いです。

営業マンの目の前で書いておくと、プレッシャーも与えられてよきです。

他の業者とも比較していますと、言わずも伝えることができますよね。

よそと比べて納得がいく金額であれば、そこから契約に進みます。

契約書やサインは電子化されていてスマホのみで完結

契約書は全てオンラインになっていて、SMSで送られてきました。

SMSからリンクを開くと、パスワードを求められる画面になってそこからマイページへ進みます。

マイページでは車両買取契約書が確認でき、間違いがなければスマホ内で署名をして契約完了です。

契約書にサインをすると、契約内容を確認できるようになります。

下の方には引き渡し時に必要なものが記載されているので、準備して引き渡し日を待つだけです。

車の引き渡し日に必要書類とパーツなどを添えてお店へ行く

契約書を交わす際に、車の引き渡し日を決めます。

指定した日になったら、乗っている車を引き渡すことになります。

代車を借りる場合は、代車と入れ替えになり、代車なしの場合はそのまま渡せば終了です。

この時、純正アルミなどあるものは一緒に車に乗せておきましょう。

スタッドレスタイヤを履いている場合は、夏タイヤとアルミなどは渡します。

次の車とサイズが合えば交渉次第でそのまま置いておけますが、最近の車はインチが合わないことが多いです。

Wecarsのお店へ行って車の引き渡しが終わったら、あとは入金されるのを待つだけです。

所有権解除などがない場合は、早めに入金されることもあります。

Wecarsの買取額を最大限上げる方法

Wecarsでの買取額を最大限上げるために、知っておくべき内容があります。

今回の売却で僕が実践したことを含めて、3つ大事なことをご紹介しておきますね。

Wecarsだけではなく、他の買取業者にも共通して言えることなので覚えておいてください。

他の買取業者でも査定をしておく

一番大事なことは、他の業者でも査定をしておくことです。

Wecarsの査定額が高いと言っても、他と比べないと相場がわかりません。

中古車の相場はリアルタイムで変わっていくため、プロであっても詳しい相場を知ることは難しいものです。

最低でも3社くらいは査定しておくと、だいたいの相場が見えてきます。

3社業者をまわるのは結構大変なので、簡単にできる一括査定を試してみてください。

今回僕が利用したのは、ナビクルという一括査定サイトです。

提携している業者の数も少ないので、最低限の比較だけできて便利。

実際に使ってみたレビューも書いてあるので、気になる方は参考にしてください。

すぐにでも車を引き渡せると伝える

中古車は時間が経てば経つほど、値段が下がるものです。

査定をして2週間も経てば、最初に提示してくれた査定金額では買取できないと言われるほどシビア。

そのため、査定した車はすぐにでも渡すことができるよと伝えることで、より査定価格を上げやすくなります。

大袈裟かもしれませんが、1日でも早い方が買取業者は喜ぶもの。

代車を出してくれる業者は、入れ替えならすぐにでも欲しいと言うでしょう。

その場合は、ガソリンを少なめに入れておくなど引き渡し時に無駄がないようにしておくといいです。

満タン入れたばっかりで車を渡すのは正直もったいないですよね。

最終的にネクステージと競合させる

Wecarsの営業マンに聞いたのですが、一番最終まで競合するのはネクステージでした。

車種を問わず最後までぶつかるのはネクステージが多いとのことなので、競合させたいところ。

一括査定サイトを使って依頼すれば、ネクステージとWecarsは必ず出てきます。

この2社はマストで査定しておくことをおすすめします。

車の手放しがまだ先の場合は代車のあるWecarsの方が有利ですが、時期が近いならネクステージは結構頑張ってくれます。

引き渡しが1週間以内にできる状態であれば、ネクステージを優先して進めても問題ありません。

ネクステージはかなりの高値を提示してくれます。

Wecarsが他の買取業者より優れている点

Wecarsが他社に負けない強みや優れている点は、2つあります。

社名としてのブランドはまだ新しく発展途上ですが、今まで他の業者と比較していて気づいた点をまとめました。

代車の貸し出しをしてくれる

一般的に、中古車買取業者は車をすぐにでも欲しがります。

しかし、新車の納期は長めです。

ほとんどの方が新車と入れ替えで車を手放すので、その間は車を手放すことはできません。

1ヶ月くらいの期間であれば代車は出せますと、Wecarsの営業マンが言っていました。

代車を出すことによって、車を早くもらうことができるので中古車の買取額を無理しやすいわけです。

結果、その分を査定額に上乗せしてくれるところが一番の強みと言えます。

強気な売り方をできないためにこちら主導で話をしやすい

ビッグモーター時代の闇を抱えているWecars。

社名や経営体制を一新したからといって、消費者の頭から保険金のことや以前の悪い話がなくなったわけではありません。

強気な営業スタイルができないので、こちら主導で話を進めやすいわけです。

しかし、買取業者としての力は昔のまま強い状態です。

新会社になって時期も浅く、昔のようなゴリゴリの営業はもうなくなりました。

そのため、値段交渉もかなりしやすくなっていると感じます。

Wecarsの買取の評判と感想【まとめ】

今回のタントの売却とあわせて、今までWecarsで車を2回買取してもらいました。

ビッグモーター時代の悪い噂が消えませんが、今のWecarsは対応や金額全てにおいて問題はありません。

買取額も一番高く、入金の速さも十分すぎるくらいでした。

車の乗り換えで今乗っている車を手放すなら、候補先に入れておいて損はありません。

1番の競合であるネクステージも一緒に比較すると、さらにベター。

ナビクルから査定を依頼すれば、Wecarsとネクステージの両方で査定できます。

他にも比較できる業者が出てくるので、3社くらい値段を比べれば十分です。

車を高い値段で気持ちよく売ることができたので、Wecarsはいいと思います。

記事に書いていない疑問等があれば、コメントなどで連絡ください。